Portrait in Flower
3週間前に撮ったチューリップを再度撮影しました。
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開花から20日ほどが過ぎたチューリップ |
”ドライフラワー”とも呼べないようなこんな枯れかけの花が、わたしはけっこう好きです。
うちの妻に言わせればこれはもう枯れた花で、「枯れたらさっさと片付けて」って感じらしいんですが、、葉はまだ瑞々しいし花だって褪せてない。まだ生きてる。
まぁ、死にかけ、枯れかけには違いないんですが。
この花をボーッと眺めながら、植物にとってどこからが死なんでしょうね?なんて考えてしまったりして楽しんでいます。
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淡々と粛々と枯れていく |
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添え物の方 |
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お気に入りの一枚 |
枯れかけの花だけでは寂しいので、もう2種類。
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アジュガ(Ajuga reptans)の切り花 |
もとは近所のお花好きのおばちゃんがくれた苗。庭の片隅に地植えされています。
春になってニョキニョキ花茎を伸ばし、見事に咲いています。
園芸的には十二単(ジュウニヒトエ)という雅な名前をもらってますが、元来日本に自生するジュウニヒトエは白花で、学名をAjuga nipponensis。上のA.reptansは正しい和名をセイヨウジュウニヒトエと言います。
ちなみに、緑のヒョロッとした葉っぱはジュウニヒトエのものではなく、たまたま同居することになったパープルファウンテングラスの挿し木苗です。
参考記事:パープルファウンテングラスの水挿し発根に成功! これで冬越しは成功も同然です
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青色の花が輪生・密集した総状花序。ひとつひとつの花は上唇の小さな二唇形。下唇は3つに裂けてる |
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一つの花に雄蕊は4本。花冠から飛び出しています。雌蕊は花筒の中かな?見えません |
もうひとつは昨年 人生記念樹としてうちにやって来たブルーベリー。
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開花間近。鐘型の花 |
以上、最近のキレイに撮れたお花達でした。
記事のタイトルに使った「Portrait in Flower」、ジャズ好きな方ならご存じと思いますビル・エヴァンスの名盤「Portrait in Jazz」にあやかりました。
この写真を撮っていて、「あ、自分の撮りたかった写真ってこういうのかも!」って気がしたのでシリーズ化するかもしれません。
ではでは。
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