フィカス・エラスチカ(インドゴムノキ)を2本、新たにお迎えしました
インドゴムノキを2種類、フィカス・エラスチカ ’ティケネ’(Ficus elastica ’Tineke’)とフィカス・エラスチカ ’バーガンディ’(Ficus elastica ’Burgundy’)がうちにやって来ました。
![]() |
冬の低いお日さまでキラッと輝くフィカス・エラスチカ ’ティネケ’(Ficus elastica ’Tineke’) |
クワ科(Moraceae)イチジク属(Ficus)の観葉植物、インドゴムノキ(Ficus elastica)。
F.ティネケとF.バーガンディはその園芸品種です。
その名の通り、北東インド(アッサム地方)からインドシナ(スマトラ、ジャワ)の原産。
自生地では30mを越える高木で、幹に傷をつけると出てくる乳液をゴムの原料とすることもあったそうな。現在は生産効率がより高いトウダイグサ科のパラゴムノキ(Hevea brasiliensis)が使われてます。工業的には合成ゴムが大部分で、天然ゴム自体だいぶ減ってると思うけれど。
フィカス・エラスチカ ’ティネケ’
![]() |
F.ティネケの葉っぱ。トリカラーのお洒落さん |
![]() |
南向きの窓辺で、冬越しのために室内に避難してきてるパキポやアロエの赤ちゃん達と一緒にぬくぬくしています |
わが家にやって来たのは高さ40cmくらいの小さい挿し木苗。根元もまだ完全に木質化しておらず、針金で曲げたりとかもできそうな感じです。ヒョロッと真っ直ぐなのも寂しいから、根本から曲をつけるか剪定して枝分かれさせるか、、考え中🤔
このティネケのように葉の外周を縁取るように出現する斑(ふ)を覆輪(ふくりん)というそうです。また、白や黄ではなく地の色より少し明るい程度の斑を浅斑(あさふ)というそうな。あとは斑の大きさにより霰斑(あられふ)、胡麻斑(ごまふ)、砂子斑(すなごふ)と区別されています。
日本の伝統的な古典園芸の世界では、斑入りや葉がわりを珍重しています。奥が深そうですねぇ🤓
参考記事:斑の解説|古典園芸植物 細辛の世界
![]() |
クリーム色の覆輪に霰大の浅斑が入り美しい |
フィカス・エラスチカ ’バーガンディ’
![]() |
F.バーガンディの葉。シックで重厚な銅葉 |
![]() |
耐陰性が強そうなのでトイレに |
先ほどの明るく爽やかな印象のF.ティネケから一転、F.バーガンディは赤黒くシックな銅葉です。渋いですね。
こちらも先のF.ティネケと同じくらいのサイズ感。高さ40cmほどの挿木です。
ひとまずわが家のトイレに飾ってみました。南向きのすりガラスの窓があって暖かいところです。(夏はちょっと暑い)
「狭くて撮りにくいなァ😕」とぼやきながら、便器を挟んだ反対側の壁にピッタリ貼り付いてパシャパシャやってたんですが、今思えば別の場所に移動して撮ればよかった。。大した大きさも重さもないのに、なんで気が付かなかったんだろう?
いずれ大きくなったら、リビングの床にドンと直置きして飾りたいものです。気根とかも生えてくるかな?
![]() |
ちょっとした傷みも渋い。カッコいい! |
![]() |
ティネケの傷みはあまり絵にならない。残念 |
以上、わが家の新入りの紹介でした。
先日のチランジア・キセログラフィカ同様、早く大きくなってほしくてまめに葉水していますw
ではでは。
参考記事:ついに「エアプランツの王様」チランジア・キセログラフィカを家にお迎えした
コメント
コメントを投稿